断絶から回復への道

2021年8月8日ハレルヤチャペル滝沢牧師 森田友明

<聖書>創世記3章16~24節
【新改訳2017】
3:16 女にはこう言われた。「わたしは、あなたの苦しみとうめきを大いに増す。あなたは苦しんで子を産む。また、あなたは夫を恋い慕うが、彼はあなたを支配することになる。」
3:17 また、人に言われた。「あなたが妻の声に聞き従い、食べてはならないとわたしが命じておいた木から食べたので、大地は、あなたのゆえにのろわれる。あなたは一生の間、苦しんでそこから食を得ることになる。
3:18 大地は、あなたに対して茨とあざみを生えさせ、あなたは野の草を食べる。
3:19 あなたは、顔に汗を流して糧を得、ついにはその大地に帰る。あなたはそこから取られたのだから。あなたは土のちりだから、土のちりに帰るのだ。」
3:20 人は妻の名をエバと呼んだ。彼女が、生きるものすべての母だからであった。
3:21 神である【主】は、アダムとその妻のために、皮の衣を作って彼らに着せられた。
3:22 神である【主】はこう言われた。「見よ。人はわれわれのうちのひとりのようになり、善悪を知るようになった。今、人がその手を伸ばして、いのちの木からも取って食べ、永遠に生きることがないようにしよう。」
3:23 神である【主】は、人をエデンの園から追い出し、人が自分が取り出された大地を耕すようにされた。
3:24 こうして神は人を追放し、いのちの木への道を守るために、ケルビムと、輪を描いて回る炎の剣をエデンの園の東に置かれた。

<要約>

罪がもたらす断絶と呪いの人生

アダムの罪は、「人が、神を押しのけて、何事も自分で決めることにしたこと」です。それは越権行為です。ボーダー、境界線を越えたことの罪です。それに対しての対価は、エデンの園からの追放でした。どんな組織にも秩序があります。会社には社長がいます。社長の決裁に従って、会社は進んでいきます。もし、社員が社長を超えて会社で物事を決めて実行したならば、その会社は立ちゆくことができないでしょう。その社員には、その会社を辞めてもらわなければなりません。それは越権行為だからです。アダムの罪も越権行為です。同様に、人は神を押しのけて、神が決めることを人が自らの判断で決めていくことをしたのです。万物の主権は神にあります。宇宙の運行も私たち個人の寿命もお決めになるのは神です。ですから、自殺も越権行為です。しかし、人間が神を押しのけることはできません。いくら人間が高慢になって自らの力を豪語しようと、主権は神にあるのです。人は、やがて土に帰ります。そして、神と断絶された魂は、永遠の滅び、永遠の暗黒へと落とされるのです。これがアダムの罪によってもたらされ、すべての人々が受け継いだ罪です。人は、神の栄光を受けられず、代わりに罪の呪いの人生を歩まなければならなくなったのです。

神を恐れ愛し信頼する祝福の人生

神は、人が罪を犯して堕落してしまったすぐ後に、やがて来られるキリストを暗示されました。それは、壊れてしまった神との関係回復の道です。罪を犯す前にあった愛と信頼の関係です。神との関係回復は、やがて来られるキリストの十字架の贖いにより成就しました。皮の衣が与えられたのは、やがて来られるキリストの尊い犠牲を暗示しています。神から離れて神との交わりの外にある人は、どのようにしたら神との交わりに入ることができるのでしょうか。それは、ずばりイエス・キリストを信じることです。神との和解を得て、神のいのちにつながり、永遠のいのちに生きるのです。回復の希望は、神の愛への信頼、神のことばへの信頼、にあるのです。信仰者の歩は昔の人も今の人も同じです。神を恐れ、愛し、信頼し続けることです。そこに、老いても死を見ることがない、決してしぼむことのない希望に生きる祝福の人生があるのです。

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