王なるイエス・キリスト

2020年11月01日
説教者:ハレルヤチャペル滝沢牧師  森田友明

<聖書>Ⅰサムエル記8章1~9,19~22節
8:1 サムエルは、年老いたとき、息子たちをイスラエルのさばきつかさとして任命した。
8:2 長男の名はヨエル、次男の名はアビヤであった。彼らはベエル・シェバでさばきつかさをしていた。
8:3 しかし、この息子たちは父の道に歩まず、利得を追い求め、賄賂を受け取り、さばきを曲げていた。
8:4 イスラエルの長老たちはみな集まり、ラマにいるサムエルのところにやって来て、
8:5 彼に言った。「ご覧ください。あなたはお年を召し、ご子息たちはあなたの道を歩んでいません。どうか今、ほかのすべての国民のように、私たちをさばく王を立ててください。」
8:6 彼らが、「私たちをさばく王を私たちに与えてください」と言ったとき、そのことばはサムエルの目には悪しきことであった。それでサムエルは【主】に祈った。
8:7 【主】はサムエルに言われた。「民があなたに言うことは何であれ、それを聞き入れよ。なぜなら彼らは、あなたを拒んだのではなく、わたしが王として彼らを治めることを拒んだのだから。
8:8 わたしが彼らをエジプトから連れ上った日から今日に至るまで、彼らのしたことといえば、わたしを捨てて、ほかの神々に仕えることだった。そのように彼らは、あなたにもしているのだ。
8:9 今、彼らの声を聞き入れよ。ただし、彼らに自分たちを治める王の権利をはっきりと宣言せよ。」

8:19 しかし民は拒んで、サムエルの言うことを聞こうとしなかった。そして言った。「いや。どうしても、私たちの上には王が必要です。
8:20 そうすれば私たちもまた、ほかのすべての国民のようになり、王が私たちをさばき、私たちの先に立って出陣し、私たちの戦いを戦ってくれるでしょう。」
8:21 サムエルは、民のすべてのことばを聞いて、それを【主】の耳に入れた。
8:22 【主】はサムエルに言われた。「彼らの言うことを聞き、彼らのために王を立てよ。」それで、サムエルはイスラエルの人々に「それぞれ自分の町に帰りなさい」と言った。

<要約>

目に見えるものより目に見えない神に頼る:

信仰は目に見えないものを確信することです。信仰者は目に見えないけれどもともにおられる神を今日も心の中心において歩むのです。そのような信仰を主は喜んでくださいます。神は何を嘆かれるのでしょうか。それは、神の御思いよりも信者が自分の思いを優先することです。神の嘆きを軽視してはいけません。神のあなたへのみ思いを退けてはなりません。

キリストのゆえに罪過ちを益と変えてくださる神:

歴史をつくられる神は、今私たちが抱えているマイナスと思われるようなこともプラスに変えてくださる方です。神はいない、神は必要ないと言って、神を退けてきたあなたの願いにも耳を傾けてくださり、忍耐をもって待っておられます。すべてのマイナスはプラスに変えられる。あなたの過去から現在に至るまで、あなたの人生を導いてこられたのは神です。そして今神はあなたに個人的に語り掛けておられます。「わたしに来なさい」と。神に委ねる人生を送ってみませんか。

あなたの王となってくださるキリスト:

神の国の王であるキリストは、ご自身の民のためにいのちを捨てます。イエス様は言われました。「わたしがこの世のものでないように、彼らもこの世のものではありません。」クリスチャンはこの世にあっても世のものではないのです。ですから、世にあっては様々な困難や試練がありますが、イエス様は圧倒的な勝利者として、信じる者たちを保証してくださっています。私たちクリスチャンは、先に救われたものとして、まだ、御国の民に移されていない人のために祈り導く役目が与えられています。教会に連れてきましょう。そして、福音に触れさせるのです。