四日までの創造

2018年08月 05日(日)主日礼拝
ハレルヤチャペル滝沢牧師 森田友明

<聖書>創世記1章1~19節
1:1 初めに、神が天と地を創造した。
1:2 地は茫漠として何もなかった。やみが大水の上にあり、神の霊が水の上を動いていた。
1:3 神は仰せられた。「光があれ。」すると光があった。
1:4 神は光を見て良しとされた。神は光とやみとを区別された。
1:5 神は光を昼と名づけ、やみを夜と名づけられた。夕があり、朝があった。第一日。
1:6 神は仰せられた。「大空が水の真っただ中にあれ。水と水との間に区別があれ。」
1:7 神は大空を造り、大空の下の水と、大空の上の水とを区別された。そのようになった。
1:8 神は大空を天と名づけられた。夕があり、朝があった。第二日。
1:9 神は仰せられた。「天の下の水が一所に集まれ。かわいた所が現れよ。」そのようになった。
1:10 神はかわいた所を地と名づけ、水の集まった所を海と名づけられた。神はそれを見て良しとされた。
1:11 神は仰せられた。「地が植物、すなわち種を生じる草やその中に種がある実を結ぶ果樹を、種類にしたがって、地の上に芽ばえさせよ。」そのようになった。
1:12 地は植物、すなわち種を生じる草を、種類にしたがって、またその中に種がある実を結ぶ木を、種類にしたがって生じさせた。神はそれを見て良しとされた。
1:13 夕があり、朝があった。第三日。
1:14 神は仰せられた。「光る物が天の大空にあって、昼と夜とを区別せよ。しるしのため、季節のため、日のため、年のためにあれ。
1:15 また天の大空で光る物となり、地上を照らせ。」そのようになった。
1:16 神は二つの大きな光る物を造られた。大きいほうの光る物には昼をつかさどらせ、小さいほうの光る物には夜をつかさどらせた。また星を造られた。
1:17 神はそれらを天の大空に置き、地上を照らさせ、
1:18 また昼と夜とをつかさどり、光とやみとを区別するようにされた。神はそれを見て良しとされた。
1:19 夕があり、朝があった。第四日。

<要約>

人は生きる意味を求めている:

創造の目的は二つあります。神はご自身の栄光のために世界をつくられたということです。ご自身が崇められるために万物は存在しているのです。天地創造のもう一つの目的は、人に栄光と誉の冠をお与えになるためにです。平たく言うと、人間をこの上もなく幸福にするためにです。詩篇8章には、「神は人を神よりいくらか劣るものとし、栄光の誉れの冠をかぶらせた」とあります。ここから、神が人をどのように見ておられるのかがわかります。神は、人を高価で貴い存在として、栄光と誉がふさわしい価値あるものと見て下さっています。それは、王にあっては王子の身分と言えます。聖書は、キリストを信じる者は神の子とされる身分が与えられると書いています。これはとりもなおさず、あなたがこの上もなく幸福となるために、あなたに神の子の身分を与え、世界を造られたということです。 神は、このように、目的と意図をもって全世界をおつくりになりました。それに対して、万物は偶然にできたという考え方があります。ある日突然、偶然に物ができた、さらに偶然と偶然が重なり、生命ができた。そして、環境に適応して生命は進化して、単細胞生物から複雑な生命体に代わり、類人猿が生まれて、最後に人間になった、という考え方です。偶然は意味を語りません。突き詰めて言えば、偶然にできたというのは、存在の意味はないということです。人は意味を持たなければ生きることはできません。私たちは、毎日の生活で何らかの意味を見出して生きています。生活のために仕事をします。それを通して家族が幸せになるため、愛する人々のためにつらい仕事もこなします。どろぼうも自分の家族や子供たちを養うためにそれを仕事として行っているのだということです。良きも悪しきもそれなりの意味を見出して生きています。その意味を失ったときに人間は生きていくことができなくなります。聖書は、人間の存在の意味を教えています。その価値を教えています。聖書はあなたの存在の意味と価値を教えています。神の栄光のために、神が崇められるためにあなたに命を与え、あなたに目的と使命、価値をお与えになったのです。 神が万物を創造した目的は、神がほめたたえられること。そして、神があなたを愛して、あなたが幸せになり、幸せなあなたによって神が崇められることなのです。神はあなたにいのちを与え、使命を与えておられます。自分のためだけに生きても、人は幸せになれません。あなたのいのちを神と人のために使う時にこそ、本当の幸いな生き方ができるのです。

人のために地は整えられた:

1節は、神は最初に天と地をつくられました。対照的な二つのことば、天と地、を用いて全体を表しています。すなわち、天と地は万物を意味します。天は、目に見えない神の臨在を表すところで、地は目に見える宇宙と地上を指しています。天は目には見えませんが、神のご支配と臨在です。神は、目に見えるいのちと、目に見えないいのちをおつくりになりました。目に見えるいのちは、人間と動物です。目に見えないいのちは天使です。天使は、性別もなく、死もなく、そして罪もない被造物です。神と人に仕える者たちです。神がこの天の領域で造られた者が天使です。それは、霊的存在です。しかし、神がおつくりになった天使の中のある者たちは、高慢になり、神に反抗して神のご支配である天から落とされました。それが、サタンと呼ばれる悪魔と無数の悪霊です。2節からは、地の領域に属するものの創造が書かれています。そして、19節までに、創造が完成する6日のうち4日までに整えられたものが書かれています。それは、地上と海と空と太陽、月、星、植物など、人間と動物がすむための環境となるものです。神は、光よあれ、と命じて光ができました。光がなければ、私たちは物が見えません。また、光がなければ光合成による植物の生育もありません。温熱も赤外線という目に見えない光です。次に神は、水をおつくりになりました。地球は水の惑星と言われているほど豊富な水によってできています。生命のためには水は欠かせません。宇宙探索でも生命の存在の条件として水のある惑星を探しました。火星など地球より外があにある惑星には水があります。しかし、すべて氷になっています。水であっても液体でなければ生命に役立ちません。次に神は大空をおつくりになりました。これは、地球の大気です。大空の上の水とは水蒸気層であると思います。下の水とは海であります。海は、海流により地球の温度を保っています。地球の大気の層はわずか、地球の半径の1%程度だそうです。宇宙から見れば非常に薄い青色の層です。大気の役割は何でしょうか。大気は、宇宙からくる有害な放射線をブロックしています。また、空気の層には気流が発生して地上の温度を一定に保っています。大気には生命に必要な酸素、窒素、わずかな二酸化炭素が含まれております。これも絶妙なバランスです。酸素は動物のために、二酸化炭素は植物の光合成のために、重要です。三日目に、「天の下の水が一所に集まれ。かわいた所が現れよ。」と言われ、乾いたところ、陸ができました。陸も海も地球の地殻の上に載っています。陸は言うまでもなく、人間を含めて動植物が住むところです。地殻は動いています。地殻の中身は鉄を中心とした重い物質で、内部はドロドロに溶けています。そして、対流しており、その流れによって地磁気が発生しています。地磁気は太陽からくる有害な電磁波をブロックして、大気の層を守りひいては地上の生命を守っています。陸地には、植物が創造されました。それは、次につくられる動物たちの食べ物となりました。つぎに、四日目に、太陽、月、星々です。太陽の必要性については、言うまでもありません。しかし、地球の太陽からの距離は非常に重要で、狭い範囲を公転しています。もし、公転軌道が5%太陽に近づいたら高温のために今の地球環境は保たれません。また、地球には地球の直径の四分の一もある大きな衛星、月が公転しています。そして、地軸は23.5度傾いており、月の引力によって潮の満ち引き、そして地球の自転により海流が発生しています。また、地軸の傾きにより、春夏秋冬があり、生命にとって最適な環境を与えています。宇宙物理学者によると、人間のような高等生物が生きるための環境がこの宇宙で整えられる確率は一千兆分の一だそうです。宇宙には一千億の銀河があると言っても、地球はまことに稀有な惑星であると言えます。無数の星があり、無数の惑星があっても確率的には地球のような高等生命をはぐくむ星は無に等しいのです。宇宙観測が進めば進むほどに、被造物の存在は偶然ではないことに気付かされています。そして、先端の宇宙物理学者は、インテリジェントデザイナーの存在を認めつつあります。しかし、それを神とは言わないのです。人間の罪の性質が神を認めようとしないのです。これらのことを考えると、実にこの地球も太陽も、月も地上に生きる生命のためにあつらえられたと言えます。聖書によると、この地は特に人のために意図して造られたといえます。

みことばはあなたを生かす:

「神は仰せられる」という行為によって万物がつくられました。仰せられたという言葉は、命じたという意味もありますが、宣言したといえると思います。神はみことばという手段で、世界を創造なさいました。このように、世界は六日間でできたのです。現在の動植物の食物連鎖を考えると短い期間に一緒に創造される必要があります。たとえば、草木には受粉のために蜂が必要です。蜂のためにも蜜を与える花が必要です。ですから、本当に一週間で造られたというのは地上の動物や植物がともに生存するためにはリーズナブルな期間であるのです。創造は、神のことばによって始まりました。そして、神のことばは全宇宙を保っておられます。現在も神の創造の御業は行われ続けています。あなたも、神の目的とご計画によって、この地上に生まれてきたのです。それは創造の初めからのご計画です。そして、神のみことばを聞いて、自分が神から離れていたことを知りました。造り主である方を無視して生きていたことにあなたは気づきました。神のみことばによって罪がわかりました。そして、みことばで、イエス様とお会いしました。みことばによりイエス・キリストの十字架が自分のためであったことを知りました。みことばにより、イエス様が罪を代わりに受けて十字架で死んでくださったことがわかりました。そして、すべての罪が赦されていることを信じることができました。みことばにより永遠のいのちが与えられていることがわかりました。また、あなたは聖書のみことばによって、日々神のお取り扱いを受けているのです。また、礼拝に集い、聖礼典を通して、メッセージを通して、今週もイエス様は生けるパンとなってあなたに神のいのちを注いでくださっています。神には偶然という言葉はありません。神はあなたにご計画を持っておられます。また、あなたが今直面している様々な問題にみ言葉を通してお語りになっています。それは、あなたが、幸いを得て幸せになるためです。悩みの中にいる方、困難の中にいる方、心の願いを神に申し上げましょう。神は心配してくださるからです。信仰を働かせて、みことばを握ってゆきましょう。神は、あなたを幸せにしたいと願っておられるからです。忍耐がいるでしょう。しかし、主イエスを信頼し続けることが大切です。

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