福音は神の力

2023年10月1日(日)主日礼拝説教ハレルヤチャペル滝沢牧師森田友明

<聖書>ローマ人への手紙1章8~17節
【新改訳2017】
1:8 まず初めに、私はあなたがたすべてについて、イエス・キリストを通して私の神に感謝します。全世界であなたがたの信仰が語り伝えられているからです。
1:9 私が御子の福音を伝えつつ心から仕えている神が証ししてくださることですが、私は絶えずあなたがたのことを思い、
1:10 祈るときにはいつも、神のみこころによって、今度こそついに道が開かれ、何とかしてあなたがたのところに行けるようにと願っています。
1:11 私があなたがたに会いたいと切に望むのは、御霊の賜物をいくらかでも分け与えて、あなたがたを強くしたいからです。
1:12 というより、あなたがたの間にあって、あなたがたと私の互いの信仰によって、ともに励ましを受けたいのです。
1:13 兄弟たち、知らずにいてほしくはありません。私はほかの異邦人たちの間で得たように、あなたがたの間でもいくらかの実を得ようと、何度もあなたがたのところに行く計画を立てましたが、今に至るまで妨げられてきました。
1:14 私は、ギリシア人にも未開の人にも、知識のある人にも知識のない人にも、負い目のある者です。
1:15 ですから私としては、ローマにいるあなたがたにも、ぜひ福音を伝えたいのです。
1:16 私は福音を恥としません。福音は、ユダヤ人をはじめギリシア人にも、信じるすべての人に救いをもたらす神の力です。
1:17 福音には神の義が啓示されていて、信仰に始まり信仰に進ませるからです。「義人は信仰によって生きる」と書いてあるとおりです。

<要約>

信じる者に働く神の力:

神の力の力は、ドミナス、ダイナマイトと同じ語源で、その力は敵の要塞をも爆破する力です。最強の力と言えます。福音は神の力であり、最強の力です。それは悪魔の力、罪の力、死の力にも打ち勝ちます。それこそ、全知全能の神の力だからです。その神の力をもって、どんな状況の中にあるあなたをも救うことができるのです。パウロは行いによって、神の前で正しい者とされようと一生懸命に神の命令である十戒を守ろうと頑張りました。しかし、それは、無駄であることがわかったのです。反って、自分の足りなさや罪深さを示されたのです。そしてついに、神が与えてくださる義は、神ご自身が無償でくださるものであることに気づいたのです。神の義は信仰によって受け取るものであることがわかったのです。「福音は信じる者に働く神の力」であると言いました。福音は、罪と死と滅びからの救いです。さらに、誰でも、それに代えて、永遠のいのちと決して消えない希望が与えられるのです。ですから、福音はすべての人に提供された救いで、何にも勝る神の力なのです。それを自分のものとするためには、信仰が必要です。すなわち、神の力、福音を私のものと信じることです。

福音の力を体験して生きる:

もともと 人は神に似せて作られました。それは神と交わり、神に従うことによって、神の栄光を現す幸せな生活を送るためでした。ところが、人間は神に背を向け、良心の命令に従う能力を失ってしまいました。しかし、神は人を 罪の生活、罪の奴隷から救い出すためにひとり子イエス・キリストをこの世に送ってくださいました。罪なき神が人のすべての罪の重荷を負い十字架で身代わりの死を遂げたのです。あなたが、神が提供する福音を空の両手を広げて、ただ信じ受け入れるだけで良いのです。福音の力を体験して生きるとき、今の試練や困難、苦難は後の栄光につながることが分かります。クリスチャンライフには困難や苦難はつきものです。しかし、そのことを通して、私たちは、神に近づきます。神の祝福は苦難と言うラップに包まれてやって来ることがあります。苦難の覆いの下に祝福が待っています。そしてそれは、決してしぼまない希望、復活のいのち、永遠のいのちの祝福につながっているからです。私たちも、イエス様の福音の力を日々体験してクリスチャンライフを感謝と喜びをもって生きていくのです。

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