天地創造の理由

2021年8月1日主日礼拝説教 ハレルヤチャペル滝沢牧師 森田友明

<聖書>創世記1章1~27節
1:1 はじめに神が天と地を創造された。
1:2 地は茫漠として何もなく、闇が大水の面の上にあり、神の霊がその水の面を動いていた。
1:3 神は仰せられた。「光、あれ。」すると光があった。
1:4 神は光を良しと見られた。神は光と闇を分けられた。
1:5 神は光を昼と名づけ、闇を夜と名づけられた。夕があり、朝があった。第一日。
1:6 神は仰せられた。「大空よ、水の真っただ中にあれ。水と水の間を分けるものとなれ。」
1:7 神は大空を造り、大空の下にある水と大空の上にある水を分けられた。すると、そのようになった。
1:8 神は大空を天と名づけられた。夕があり、朝があった。第二日。
1:9 神は仰せられた。「天の下の水は一つの所に集まれ。乾いた所が現れよ。」すると、そのようになった。
1:10 神は乾いた所を地と名づけ、水の集まった所を海と名づけられた。神はそれを良しと見られた。
1:11 神は仰せられた。「地は植物を、種のできる草や、種の入った実を結ぶ果樹を、種類ごとに地の上に芽生えさせよ。」すると、そのようになった。
1:12 地は植物を、すなわち、種のできる草を種類ごとに、また種の入った実を結ぶ木を種類ごとに生じさせた。神はそれを良しと見られた。
1:13 夕があり、朝があった。第三日。
1:14 神は仰せられた。「光る物が天の大空にあれ。昼と夜を分けよ。定められた時々のため、日と年のためのしるしとなれ。
1:15 また天の大空で光る物となり、地の上を照らすようになれ。」すると、そのようになった。
1:16 神は二つの大きな光る物を造られた。大きいほうの光る物には昼を治めさせ、小さいほうの光る物には夜を治めさせた。また星も造られた。
1:17 神はそれらを天の大空に置き、地の上を照らさせ、
1:18 また昼と夜を治めさせ、光と闇を分けるようにされた。神はそれを良しと見られた。
1:19 夕があり、朝があった。第四日。
1:20 神は仰せられた。「水には生き物が群がれ。鳥は地の上、天の大空を飛べ。」
1:21 神は、海の巨獣と、水に群がりうごめくすべての生き物を種類ごとに、また翼のあるすべての鳥を種類ごとに創造された。神はそれを良しと見られた。
1:22 神はそれらを祝福して、「生めよ。増えよ。海の水に満ちよ。鳥は地の上に増えよ」と仰せられた。
1:23 夕があり、朝があった。第五日。
1:24 神は仰せられた。「地は生き物を種類ごとに、家畜や、這うもの、地の獣を種類ごとに生じよ。」すると、そのようになった。
1:25 神は、地の獣を種類ごとに、家畜を種類ごとに、地面を這うすべてのものを種類ごとに造られた。神はそれを良しと見られた。
1:26 神は仰せられた。「さあ、人をわれわれのかたちとして、われわれの似姿に造ろう。こうして彼らが、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地の上を這うすべてのものを支配するようにしよう。」
1:27 神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして人を創造し、男と女に彼らを創造された。

<要約>

神なき世界の問題

神なき世界、それは、人間が神を無視している世界です。今まで述べてきた地球温暖化も、神なき世界の問題です。人間の利己的な欲求追求の結果であるということができるでしょう。地球資源を必要以上に使い、大気汚染や水の汚染をもたらし、この地球が住みにくい惑星としてしまったのも人間です。創世記によると、神は、地上のすべてのものを人が支配するように、すなわち人に管理させました。神に似せてつくられた人間は、神から管理の賜物をいただき、自然界を支配し管理してきたと言えます。しかし、人類は神から離れ、神を認めず、自分勝手な方法で自然界を管理してきたと言えるでしょう。ですから、被造物はうめいているとローマ書に書いてあります。人は、神を認めません。ですから創造主なる神の御心をへりくだって、求めることもありません。そのために、人類はさまざまな問題を抱えて来ていると言えます。「神なく世界」は全世界をおつくりになり、治めておられる神がおられるのに、神を認めない世界観です。人類を支配している世界観です。それが、「神なき世界の問題」です。

創造はあなたの幸福のため

人は意味を持たなければ生きることはできません。生活のために仕事をします。それを通して家族が幸せになるため、愛する人々のためにつらい仕事もこなします。その意味を失ったときに人間は生きていくことができなくなります。神は、私たちひとりひとりを大切な存在とし、栄光と誉れの冠がふさわしいものとみておられます。さらに、神に代わってすべての造られた被造物を管理するために、その役割をお与えくださいました。ですから人は世のため、人のために生きるということが言えるでしょう。そして、神に栄光を帰すのです。神の思いは、「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。」です。神が万物を創造した目的は、神がほめたたえられること。そして、神があなたを愛して、あなたが幸せになり、幸せなあなたによって神が崇められることなのです。今日も神はあなたを招いています。神なき世界から救われなさいと。あなたを幸福にするために神はイエス様を与えてくださいました。信じて、神の提供される救いと永遠のいのちと決してしぼまない幸福を自分のものとしてください。

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