新しい天と新しい地

2020年3 月15日
説教者:ハレルヤチャペル滝沢牧師  森田友明

<聖書>黙示録21章1~8節
21:1 また私は、新しい天と新しい地を見た。以前の天と以前の地は過ぎ去り、もはや海もない。
21:2 私はまた、聖なる都、新しいエルサレムが、夫のために飾られた花嫁のように整えられて、神のみもとから、天から降って来るのを見た。
21:3 私はまた、大きな声が御座から出て、こう言うのを聞いた。「見よ、神の幕屋が人々とともにある。神は人々とともに住み、人々は神の民となる。神ご自身が彼らの神として、ともにおられる。
21:4 神は彼らの目から涙をことごとくぬぐい取ってくださる。もはや死はなく、悲しみも、叫び声も、苦しみもない。以前のものが過ぎ去ったからである。」
21:5 すると、御座に座っておられる方が言われた。「見よ、わたしはすべてを新しくする。」また言われた。「書き記せ。これらのことばは真実であり、信頼できる。」
21:6 また私に言われた。「事は成就した。わたしはアルファであり、オメガである。初めであり、終わりである。わたしは渇く者に、いのちの水の泉からただで飲ませる。
21:7 勝利を得る者は、これらのものを相続する。わたしは彼の神となり、彼はわたしの子となる。
21:8 しかし、臆病な者、不信仰な者、忌まわしい者、人を殺す者、淫らなことを行う者、魔術を行う者、偶像を拝む者、すべて偽りを言う者たちが受ける分は、火と硫黄の燃える池の中にある。これが第二の死である。」

<要約>

神が共に住み悪いものは過ぎ去る:

  • やがて今の世は過ぎ去り、新天新地が創造されます。
  • 新天新地には永遠の住みか新しいエルサレムが準備されます。
  • 十字架を信じ罪赦されてシミも汚れも除かれた聖なる者が新しいエルサレムに招かれます。
  • そこでは一切の悪や罪は過ぎ去り神と人が共に住むこと。それは神の目的です。

聖書の約束は成就しこの世の終わりの時が来ます。信じる者には、新しいいのちの始まりです。誰でも、第一の死を通過しなければなりません。しかし、その後、信じる者は復活し、新天新地で新しいエルサレムで永遠を過ごすのです。悲しみ、苦しみは過ぎ去り、喜びと感謝があふれている新しいいのちです。

すべてが新しくされ信者は勝利の中に永遠の御国に入る

  • 神は常に新しい創造をなさっています。キリストを信じた者は新しく生まれたものです。
  • 真の勝利者は自分の罪を認めて自分に死んで神を見上げて救われる人です。
  • キリストは最初であり終わりです。万物の創造者であり、存在の目的でもあります。いのちの根源です。

キリストは世を救うために来られました。そして、すべての人の罪を贖うために2千年前に十字架で身代わりの死を遂げました。それは、「あなたがあなたの罪ゆえに滅ぼされることのないためです。キリストはあなたが受けるべき罪の罰を代わりに受けてくださったことによります。」やがて、キリストは審判者として来られます。それまでの、時代は「恵みの時代、救いの日」であると聖書は宣言しています。今日、イエス・キリストをあなたの救い主として信じてください。

福音による真に幸いな人生

2020年3 月8日
説教者:ハレルヤチャペル滝沢牧師  森田友明

<聖書>Ⅰコリント15章1~20節
15:1 兄弟たち。私があなたがたに宣べ伝えた福音を、改めて知らせます。あなたがたはその福音を受け入れ、その福音によって立っているのです。
15:2 私がどのようなことばで福音を伝えたか、あなたがたがしっかり覚えているなら、この福音によって救われます。そうでなければ、あなたがたが信じたことは無駄になってしまいます。
15:3 私があなたがたに最も大切なこととして伝えたのは、私も受けたことであって、次のことです。キリストは、聖書に書いてあるとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、
15:4 また、葬られたこと、また、聖書に書いてあるとおりに、三日目によみがえられたこと、
15:5 また、ケファに現れ、それから十二弟子に現れたことです。
15:6 その後、キリストは五百人以上の兄弟たちに同時に現れました。その中にはすでに眠った人も何人かいますが、大多数は今なお生き残っています。
15:7 その後、キリストはヤコブに現れ、それからすべての使徒たちに現れました。
15:8 そして最後に、月足らずで生まれた者のような私にも現れてくださいました。
15:9 私は使徒の中では最も小さい者であり、神の教会を迫害したのですから、使徒と呼ばれるに値しない者です。
15:10 ところが、神の恵みによって、私は今の私になりました。そして、私に対するこの神の恵みは無駄にはならず、私はほかのすべての使徒たちよりも多く働きました。働いたのは私ではなく、私とともにあった神の恵みなのですが。
15:11 とにかく、私にせよ、ほかの人たちにせよ、私たちはこのように宣べ伝えているのであり、あなたがたはこのように信じたのです。
15:12 ところで、キリストは死者の中からよみがえられたと宣べ伝えられているのに、どうして、あなたがたの中に、死者の復活はないと言う人たちがいるのですか。
15:13 もし死者の復活がないとしたら、キリストもよみがえらなかったでしょう。
15:14 そして、キリストがよみがえらなかったとしたら、私たちの宣教は空しく、あなたがたの信仰も空しいものとなります。
15:15 私たちは神についての偽証人ということにさえなります。なぜなら、かりに死者がよみがえらないとしたら、神はキリストをよみがえらせなかったはずなのに、私たちは神がキリストをよみがえらせたと言って、神に逆らう証言をしたことになるからです。
15:16 もし死者がよみがえらないとしたら、キリストもよみがえらなかったでしょう。
15:17 そして、もしキリストがよみがえらなかったとしたら、あなたがたの信仰は空しく、あなたがたは今もなお自分の罪の中にいます。
15:18 そうだとしたら、キリストにあって眠った者たちは、滅んでしまったことになります。
15:19 もし私たちが、この地上のいのちにおいてのみ、キリストに望みを抱いているのなら、私たちはすべての人の中で一番哀れな者です。
15:20 しかし、今やキリストは、眠った者の初穂として死者の中からよみがえられました。

福音の最も大切なこと:

  • イエスの十字架はあなたの罪を赦し、イエスの復活はあなたのいのちを保証する
  • 福音を信じると困難があっても喜びと感謝と希望に生きることができる
  • 福音はキリストの十字架と復活という歴史的事実に根拠を置いている
  • この福音は二千年来、信仰により受け語り伝えられてきた。無数の証人がいる。

パウロは最も大切なことの中に、復活のイエス様にあって救われた多くの人々の事を挙げている。それは、多くの人々がこの福音によって、人生が変えられて、迫害をも恐れないで、大胆に喜びと感謝をもって生きてきた。コリント教会の信者の中にもそのような人々がいたでしょう。福音によって神の力を体験した典型的な例がパウロその人である。

福音は人生を変える神の力

  • 復活のキリストに会ったパウロは迫害者から宣教者へ大転換した。
  • 福音を信じたとき生きる意味と人生の目的が分かり前向きに生きるようになった
  • 復活の信仰がなければ、死んだら終りの人生となる
  • 復活のキリストに出会って死に打ち勝ち人生を変えられた無数の証人がいる

キリストの十字架と復活は、すべての人の罪を赦し、永遠の命与えるために神がなしてくださった歴史的事実だ。そして、キリストによって全ての人が生かされる。キリストを信じて、復活のいのちを自分のものとしているものは、最も幸せな人生を送るものとなる。

キリスト再臨の備え

2020年3 月1日
説教者:ハレルヤチャペル滝沢牧師  森田友明

<聖書>Ⅰテサロニケ5章1~11節
5:1 兄弟たち。その時と時期については、あなたがたに書き送る必要はありません。
5:2 主の日は、盗人が夜やって来るように来ることを、あなたがた自身よく知っているからです。
5:3 人々が「平和だ、安全だ」と言っているとき、妊婦に産みの苦しみが臨むように、突然の破滅が彼らを襲います。それを逃れることは決してできません。
5:4 しかし、兄弟たち。あなたがたは暗闇の中にいないので、その日が盗人のようにあなたがたを襲うことはありません。
5:5 あなたがたはみな、光の子ども、昼の子どもなのです。私たちは夜の者、闇の者ではありません。
5:6 ですから、ほかの者たちのように眠っていないで、目を覚まし、身を慎んでいましょう。
5:7 眠る者は夜眠り、酔う者は夜酔うのです。
5:8 しかし、私たちは昼の者なので、信仰と愛の胸当てを着け、救いの望みというかぶとをかぶり、身を慎んでいましょう。
5:9 神は、私たちが御怒りを受けるようにではなく、主イエス・キリストによる救いを得るように定めてくださったからです。
5:10 主が私たちのために死んでくださったのは、私たちが、目を覚ましていても眠っていても、主とともに生きるようになるためです。
5:11 ですからあなたがたは、現に行っているとおり、互いに励まし合い、互いを高め合いなさい。

<要約>

再臨がもたらす裁きと救い:

  • 再臨の時には、世に裁きが行われると同時に救いが成就する
  • 再臨の時、信者は復活し天に挙げられ、いつまでも主と共に生きる
  • 再臨はいつ来るかわからないが確実に来る。現代は、近いことが分かる。
  • 再臨に備え、キリストを信じて闇の者から光の子とされましょう

再臨の日は、キリストを知らず、認めず、神から遠く離れている者にとっては突如として襲う滅びです。しかし、キリストにある者にとっては、それは、救いであり希望であります。ですから、キリストを信じて光の子とされましょう。

闇ではなく光を選び取っていく幸い:

  • 以前は闇の中にいたがキリストを信じて光の中へ移された
  • 闇でなく光を選ぶとき祝福の法則が動く
  • 心の闇に神は光を与えて、罪を赦し、暗闇を取り除いてくださる
  • イエス・キリストを信じる者は永遠に主と共に生きる

キリストの再臨の備えは、特別なことではなく、現に行っているように、互いに励まし合い、互いに高め合いなさいというのです。それは、集まることをやめてしまうのではなく、今までの様に、信者は交わりを保ち、礼拝を守り、互いに励まし、愛し合い、得を高め合い、信仰と希望と愛に生きなさいということです。これが、今日の結論ということができます。