2024年12月22日(日)主日礼拝説教ハレルヤチャペル滝沢牧師森田友明
ルカの福音書2章11~14節
【新改訳2017】
い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。
2:12 あなたがたは、布にくるまって飼葉桶に寝ているみどりごを見つけます。それが、あなたがたのためのしるしです。」
2:13 すると突然、その御使いと一緒におびただしい数の天の軍勢が現れて、神を賛美した。
2:14 「いと高き所で、栄光が神にあるように。地の上で、平和がみこころにかなう人々にあるように。」
<要約>
私たちは、周りに当たり前にあると思っていて、大切なことに気づいていないことがあるのではないでしょうか。私たちの体や生活に必要なすべてのものが備えられて与えられていることを。例えば、食べ物や衣服、住居や家庭、家族や職場の交わり、など。神があなたの近くにおられてあなたのすべての必要を満たそうと、あなたを愛しておられる神がおられるのに気付かないのです。いずれにせよ、私たちの心は暗く、光を当てられなければ、何も見えないのです。近くにいてくださる神に気付かないことから隣人の必要にも気づかない、私たちの内にはそういう、自分中心の人間の姿があるのです。クリスマスは、もとから世におられる神が人となられてこられたことです。神は天の御座を捨てて、へりくだって、私たちに現れてくださいました。私たちは共におられる神ご自身に気づくのです。そして、自分に気づくのです。普段私たちの目が見なかったこと、思いも浮かばなかったこと、に気づくのです。クリスマスは気づきの時です。神は共にいてくださった。私の過去から現在までともに歩んでくださった。私のためにすべての良いものを備えてくださった。あらゆる危険から守ってくださり、これからも守ってくださることを。
(クリスマスストーリー):クリスマスに実際にあったお話です。自分が愛されて、大切にされていることに気付いたお話です。
御子キリストは、神の私たちすべての人へのプレゼントです。キリストの十字架と復活による罪の赦しと永遠のいのちは、無償で提供された神のプレゼントです。私たちは、それはをただ、空の両手を差し出して、受けとるだけなのです。私たちは、生まれながらの罪びとですが、イエス様の十字架と復活により、罪赦された罪人となりました。これからは、赦された人として、神を愛し、人を愛する、人となりましょう。罪赦され、永遠のいのちが与えられ、希望と喜びの人生に入るのです。クリスマスは気付きの時です。もう一度、私たちはどんなに愛されており、愛されて現在に至っているかを確認するのです。それは、ベツレヘムの家畜小屋で御子イエス・キリストを通して示された神の愛です。