みことばを宣べ伝えなさい

2024年2月25日(日)主日礼拝説教ハレルヤチャペル滝沢牧師森田友明

<聖書>Ⅱテモテ4章1~8節

【新改訳2017】
Ⅱテモ
4:1 神の御前で、また、生きている人と死んだ人をさばかれるキリスト・イエスの御前で、その現れとその御国を思いながら、私は厳かに命じます。
4:2 みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい。忍耐の限りを尽くし、絶えず教えながら、責め、戒め、また勧めなさい。
4:3 というのは、人々が健全な教えに耐えられなくなり、耳に心地よい話を聞こうと、自分の好みにしたがって自分たちのために教師を寄せ集め、
4:4 真理から耳を背け、作り話にそれて行くような時代になるからです。
4:5 けれども、あなたはどんな場合にも慎んで、苦難に耐え、伝道者の働きをなし、自分の務めを十分に果たしなさい。
4:6 私はすでに注ぎのささげ物となっています。私が世を去る時が来ました。
4:7 私は勇敢に戦い抜き、走るべき道のりを走り終え、信仰を守り通しました。
4:8 あとは、義の栄冠が私のために用意されているだけです。その日には、正しいさばき主である主が、それを私に授けてくださいます。私だけでなく、主の現れを慕い求めている人には、だれにでも授けてくださるのです。

<要約>

クリスチャンへの厳かな命令

イエス様はそのご生涯の中で、人に伝道し救う事を最も重要な仕事とされていました、いや、伝道するために一生を使われたといえます。弟子たちの生涯も福音宣教ということにすべてを費やされていました。もう一度、私たちクリスチャンの最も大きな使命は何でしょう。それは福音宣教です。すべての人は、死を迎えます。死はそれぞれにとって重大な事件と言えます。あなたの死に関わる話なので、厳かになるのです。死について、是非知ってほしいことです。聖書によると、人は死んですべてが無になるのではないからです。ある人は、自らの罪のためにその霊は永遠に滅びます。神の愛から完全に断絶された暗黒の世界に落とされます。また、別の人は、罪赦されて永遠のいのちをいただき、霊は復活のいのちを頂き、永遠の祝福に入ります。福音宣教は、人々に永遠のいのちに至らせるキリストの救いを伝えることです。これは、決して軽々しく扱うことのできない重大な働きであることをパウロは心に刻み込もうとしているのです。

死と滅びからあなたを救う福音:

さて、皆さんは、やがて来る死ということに対しての準備ができていますか。死と滅びからあなたを救う福音と題してお話ししています。イエス・キリストの十字架と復活それが福音です。十字架で、すべての人の罪を赦しました。そして、復活で、すべての人に死に代えて永遠のいのちをお与えくださいます。それは、すべての人が直面している罪と死と滅びの連鎖を解き放つためです。無代価で提供される罪と死と滅びからの解放です。私たちは、空の両手で、罪に対してはゆるしを、死に対してはいのちを受け取るのです。これが福音です。あなたがもし、真の神を信じキリストの十字架の贖いを信じれば、あなたは、神のいのちとつながります。すべての罪が赦され、永遠のいのちが与えられます。帰るべきところが分かるのです。それは命を与えあなたを生かしあなたに生きる意味を与えてくださった天の神です。身体の死は、永遠のいのちの門です。死に対する恐れはありません。死は永遠のいのちに至る門口だからです。まだ、あなたの死に対する準備ができていないならば、今すぐに、悔い改めて、イエスキリストをあなたの罪の贖い主、救い主として信じましょう。