9月4日(日)主日礼拝説教ハレルヤチャペル滝沢牧師森田友明
<聖書>ヨハネによる福音書3章1~16節
【新改訳2017】
3:1 さて、パリサイ人の一人で、ニコデモという名の人がいた。ユダヤ人の議員であった。
3:2 この人が、夜、イエスのもとに来て言った。「先生。私たちは、あなたが神のもとから来られた教師であることを知っています。神がともにおられなければ、あなたがなさっているこのようなしるしは、だれも行うことができません。」
3:3 イエスは答えられた。「まことに、まことに、あなたに言います。人は、新しく生まれなければ、神の国を見ることはできません。」
3:4 ニコデモはイエスに言った。「人は、老いていながら、どうやって生まれることができますか。もう一度、母の胎に入って生まれることなどできるでしょうか。」
3:5 イエスは答えられた。「まことに、まことに、あなたに言います。人は、水と御霊によって生まれなければ、神の国に入ることはできません。
3:6 肉によって生まれた者は肉です。御霊によって生まれた者は霊です。
3:7 あなたがたは新しく生まれなければならない、とわたしが言ったことを不思議に思ってはなりません。
3:8 風は思いのままに吹きます。その音を聞いても、それがどこから来てどこへ行くのか分かりません。御霊によって生まれた者もみな、それと同じです。」
3:9 ニコデモは答えた。「どうして、そのようなことがあり得るでしょうか。」
3:10 イエスは答えられた。「あなたはイスラエルの教師なのに、そのことが分からないのですか。
3:11 まことに、まことに、あなたに言います。わたしたちは知っていることを話し、見たことを証ししているのに、あなたがたはわたしたちの証しを受け入れません。
3:12 わたしはあなたがたに地上のことを話しましたが、あなたがたは信じません。それなら、天上のことを話して、どうして信じるでしょうか。
3:13 だれも天に上った者はいません。しかし、天から下って来た者、人の子は別です。
3:14 モーセが荒野で蛇を上げたように、人の子も上げられなければなりません。
3:15 それは、信じる者がみな、人の子にあって永遠のいのちを持つためです。」
3:16 神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。
<要約>
聖霊によって生まれるとは?:
「水と御霊」これは、洗礼によって、罪をきよめ、聖霊を頂くことです。洗礼は新しい人の誕生ということができます。聖霊は三位一体の神です。聖霊は霊なる神です。ですから目には見えませんが、生きて働いておられます。みことばを通してあなたに語り、罪を示し、キリストへと導きます。聖霊をいただくことにより、私たちは新しく永遠のいのちが与えられます。洗礼を受けて、聖霊を頂く前は、人は罪のために神から離れて真のいのちを失っています。罪とは何でしょうか。最大の罪はあなたをつくりあなたに命を与えておられる神を認めないことです。あるいは神を無視し、神が居ないかのごとく歩んでいることです。ちょうど、父親が目の前に居るのに「私には父はいない」と言っているようです。それは、神のいのちから遠く離れていのちを失っている状態です。聖書は、それを「死んでいる」と言っています。だから、人は、聖霊をいただいて神のいのちにつながらなければなりません。新しく生まれるとは、古い自分に死んで新しい自分に生まれかわることです。
人は十字架を仰いで救われる:
16節は、聖書の中の聖書と言われています。この聖句は聖書全体を一言で言っているといえます。「神は、実に、そのひとり子をお与えになるほどに世を愛された」と書いています。神のお心はあなたへの愛です。「それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」神はあなたを罪の責めである死と滅びから解放し永遠のいのちを持つために、イエス・キリストを世に送られました。「そのひとり子をお与えになるほどに世を愛された。」神は、全く罪のないご自身のひとり子イエスに、すべての人の罪を背負わせて、十字架にかからせました。その御子の苦難と死によって、私たちの罪を赦したのです。「御子を信じる。」神様があなたに求めておられることは、罪を悔い改めて、イエス・キリストを信じることです。あなたを赦しあなたに真のいのちを与え、本来の関係を取り戻したいのです。神は、あなたを裁くためではなく、あなたを祝福するためにイエス・キリストを送ってくださり、十字架で罪の贖いをなしてくださいました。