2020年12月13日礼拝説教 ハレルヤチャペル滝沢牧師 森田友明
<聖書>ヨハネによる福音書1章1~18節、20章31節
1:1 初めにことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。
1:2 この方は、初めに神とともにおられた。
1:3 すべてのものは、この方によって造られた。造られたもので、この方によらずにできたものは一つもなかった。
1:4 この方にはいのちがあった。このいのちは人の光であった。
1:5 光は闇の中に輝いている。闇はこれに打ち勝たなかった。
1:6 神から遣わされた一人の人が現れた。その名はヨハネであった。
1:7 この人は証しのために来た。光について証しするためであり、彼によってすべての人が信じるためであった。
1:8 彼は光ではなかった。ただ光について証しするために来たのである。
1:9 すべての人を照らすそのまことの光が、世に来ようとしていた。
1:10 この方はもとから世におられ、世はこの方によって造られたのに、世はこの方を知らなかった。
1:11 この方はご自分のところに来られたのに、ご自分の民はこの方を受け入れなかった。
1:12 しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとなる特権をお与えになった。
1:13 この人々は、血によってではなく、肉の望むところでも人の意志によってでもなく、ただ、神によって生まれたのである。
1:14 ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。私たちはこの方の栄光を見た。父のみもとから来られたひとり子としての栄光である。この方は恵みとまことに満ちておられた。
1:15 ヨハネはこの方について証しして、こう叫んだ。「『私の後に来られる方は、私にまさる方です。私より先におられたからです』と私が言ったのは、この方のことです。」
1:16 私たちはみな、この方の満ち満ちた豊かさの中から、恵みの上にさらに恵みを受けた。
1:17 律法はモーセによって与えられ、恵みとまことはイエス・キリストによって実現したからである。
1:18 いまだかつて神を見た者はいない。父のふところにおられるひとり子の神が、神を説き明かされたのである。
20:31 これらのことが書かれたのは、イエスが神の子キリストであることを、あなたがたが信じるためであり、また信じて、イエスの名によっていのちを得るためである。
<説教メモ>
光のキリストが与える永遠のいのち:
あなたが、光であるキリストを心の目で見ることができないのは、あなたの霊の目が罪で曇っているからです。罪というと、犯罪をイメージするかもしれませんが、聖書のいう罪は、思いの罪です。言葉や行動に表れる前に心に浮かぶ罪です。その最大の罪は、神を知らない、神を認めない、神よりも自分の考えを優先するという心の罪です。霊の目が曇っているので神を見ることができません。低くなって、悔い改め、すなわち、罪を離れ、思いを変えて、天を見上げて、神を呼び求めることです。必ず神はあなたにこたえてくださいます。真理といのちの源であるキリストを、是非、心の目ではっきり見ることができるようにお祈りします。神の子キリストを信じ、滅びから救われ永遠の命を得ていただきたいと思います。
キリストが与える恵とまこと:
キリストはあなたの罪のために十字架で死んで、あなたの命のために復活したのです。恵みとまことはイエスキリストによって実現したと書いています。恵とは、受けるに値しない者に注がれる神の愛です。まことは神の与える真実です。神の真実は不動の真実、揺らぐことのない真実、相手によって影響されることはない一方的な真実と言えます。キリストの恵とまことは、キリストがあなたのためにご自身の命を捨てることをよしとしたその愛。そして不動の真実。それはあなたに対し揺らぐことない誠実を尽くすことを意味します。ですから、恵とまことの主に、素直に自分を明け渡して、あなたの心とを開いて、外で叩いておられる主を受け入れてください。神の約束は必ずあなたのうちに成就します。 あなたは、神の子となり、豊かな神の祝福に満ちた人生を歩むことになります。