新しい天と新しい地

2025年1月5日(日)主日礼拝説教ハレルヤチャペル滝沢牧師森田友明

<聖書>ヨハネの黙示録21章1~8節
【新改訳2017】
21:1 また私は、新しい天と新しい地を見た。以前の天と以前の地は過ぎ去り、もはや海もない。
21:2 私はまた、聖なる都、新しいエルサレムが、夫のために飾られた花嫁のように整えられて、神のみもとから、天から降って来るのを見た。
21:3 私はまた、大きな声が御座から出て、こう言うのを聞いた。「見よ、神の幕屋が人々とともにある。神は人々とともに住み、人々は神の民となる。神ご自身が彼らの神として、ともにおられる。
21:4 神は彼らの目から涙をことごとくぬぐい取ってくださる。もはや死はなく、悲しみも、叫び声も、苦しみもない。以前のものが過ぎ去ったからである。」
21:5 すると、御座に座っておられる方が言われた。「見よ、わたしはすべてを新しくする。」また言われた。「書き記せ。これらのことばは真実であり、信頼できる。」
21:6 また私に言われた。「事は成就した。わたしはアルファであり、オメガである。初めであり、終わりである。わたしは渇く者に、いのちの水の泉からただで飲ませる。
21:7 勝利を得る者は、これらのものを相続する。わたしは彼の神となり、彼はわたしの子となる。
21:8 しかし、臆病な者、不信仰な者、忌まわしい者、人を殺す者、淫らなことを行う者、魔術を行う者、偶像を拝む者、すべて偽りを言う者たちが受ける分は、火と硫黄の燃える池の中にある。これが第二の死である。」

<要約>
人の罪ゆえに滅びに定められた現代の天と地:

創世記によると、神が全世界をつくられて、人をおつくりになったとき、「世界は非常に良かった」と書いています。しかし、アダムの堕落以来、人類に罪が入り、罪と死と滅びがすべての人に及びました。その罪ゆえに人は神から遠く離れてしまいました。ですから、生まれながらの人は、罪人で、神を認めることができません。信じることができません。罪ゆえに人には死が入りました。そして人は滅ぶべき存在となったのです。しかし、神は、人と最初の麗しい信頼と愛の関係を取り戻し、幸せな関係を取り戻したいと願っておられる愛と憐みの神です。キリストは世を救うために来られました。そして、すべての人の罪を贖うために2千年前に十字架で身代わりの死を遂げました。それは、「あなたがあなたの罪ゆえに滅ぼされることのないためです。キリストはあなたが受けるべき罪の罰を代わりに受けてくださったことによります。」

新しい天と地に招かれた者に約束された勝利の人生:

やがて、キリストが再び来られて、最後の審判と新しい創造による新天新地ができます。それは、私たちにとって、神と共に生きるという新しい命の始まりなのです。ここに、キリストの十字架により、罪赦された人々の集まりである教会の姿が描かれてあります。それでは新しい人新しい天に招かれた者として相応しい生き方とは何でしょう。先ほども言いましたが、私たちは生まれながらの罪びとです。そして同時に、罪許された罪びとです。罪の責めの一切はイエス様が十字架で追ってくださいました。ですから、赦された罪人は、罪に支配されません。では、新天心地に招かれた罪人のふさわしい生き方とは何でしょうか。それは、これからは、自分の弱さや罪に翻弄されることなく赦された罪びとして前向きに生きることです。失敗を恐れず神を愛し人を愛する生き方に注力していることです。神を愛し、人を愛する生き方とは具体的には何でしょうか。勝利を得るものとは何でしょうか?それは、日々、最も小さな、最も弱い姿で私たちの前に現れてくださる小さなイエス様に心を向ける生き方です。そして、そのようなイエス様を見上げる時に、キリストはあなたを新しく作り替えてくださるのです。すなわち、弱さを覚えて、キリストを見上げる者をキリストは新しく作り変えてくださるのです。ですから勝利を得るものはこれらのものを相続するのです。

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