全世界に届く聖霊の働き

2024年7月21日(日)主日礼拝説教ハレルヤチャペル滝沢牧師森田友明

<要約>
人間の思いをはるかに超える神のご計画

私たちがこの道だと思っても主によって閉ざされることがあります。私たち人間が立てる計画と神の思いと違っている事がよくあります。自由に働かれる聖霊が行くべき道を示してくださいます。まず、第一に神は志を与えてくださるというのです。一歩あゆみだすために目の前のことを示されるのです。その際、神はみ心の全貌を前もって示されないことがあります。なぜでしょうか。それは、私たちが神を信頼して歩むようにさせるためです。私たちは信仰のチャレンジを与えられます。次がわからない、でも目の前の一歩は示されているということです。それは、あなたが、信仰によって歩みだすことを願っておられるからです。みこころに従う道は、その時は苦労が多いと感じます。そこに至るまで、私たちは一歩一歩この地上の人生を歩んでいきます。そのときに、みことばが灯台のように、私の道の光として導いてくださいます。その都度、神を信頼して神の約束を握って進んでいくのです。勝利のゴールは約束されています。

福音はあなた、家族、地域社会へと届く:

リディアは、現代に生きる信徒の模範と言えます。まず、彼女は、神の国と神の義を第一としていました。祈り場にいつも出ていたのです。主日礼拝を第一としていたのです。また、神の賜物であるビジネスを神の栄光のために、宣教のために用いました。リディアは金持ちでしたが、お金がなくても私たちは与えられた賜物を主のために用いることができます。また、リディアは他の信徒と協力して教会を建てあげました。神は、パウロを用いて、ピリピの人々に福音を届けました。そして、その福音は信者を通して、家族や職場の人々へ、さらに地域社会へと広がっていったのです。神は、人を用いてこの素晴らしい福音を届けておられます。ですから、使徒の働きは28章で終わりではなく、今も続いているのです。神は、キリストの十字架と復活通して、死と滅びの人生から、新しいいのち、決して滅びない永遠のいのちの人生へとすべての人を招いています。リディアとその家族がバプテスマを受けたと書いています。リディアが最初に信じて、家族に伝えたからです。そこから、神は、あなたの家族を救うためにまず、あなたを選んだといえます。あなたが救われ、家族が救われ、地域社会が救われていく、そして、全世界に救いが届けられていくのが神の方法と言えます。

<聖書>使徒の働き16章6~15節

【新改訳2017】
16:6 それから彼らは、アジアでみことばを語ることを聖霊によって禁じられたので、フリュギア・ガラテヤの地方を通って行った。
16:7 こうしてミシアの近くまで来たとき、ビティニアに進もうとしたが、イエスの御霊がそれを許されなかった。
16:8 それでミシアを通って、トロアスに下った。
16:9 その夜、パウロは幻を見た。一人のマケドニア人が立って、「マケドニアに渡って来て、私たちを助けてください」と懇願するのであった。
16:10 パウロがこの幻を見たとき、私たちはただちにマケドニアに渡ることにした。彼らに福音を宣べ伝えるために、神が私たちを召しておられるのだと確信したからである。
16:11 私たちはトロアスから船出して、サモトラケに直航し、翌日ネアポリスに着いた。
16:12 そこからピリピに行った。この町はマケドニアのこの地方の主要な町で、植民都市であった。私たちはこの町に数日滞在した。
16:13 そして安息日に、私たちは町の門の外に出て、祈り場があると思われた川岸に行き、そこに腰を下ろして、集まって来た女たちに話をした。
16:14 リディアという名の女の人が聞いていた。ティアティラ市の紫布の商人で、神を敬う人であった。主は彼女の心を開いて、パウロの語ることに心を留めるようにされた。
16:15 そして、彼女とその家族の者たちがバプテスマを受けたとき、彼女は「私が主を信じる者だとお思いでしたら、私の家に来てお泊まりください」と懇願し、無理やり私たちにそうさせた。