牧師プロフィール

略 歴

森田 友明 – もりたともあき
1951年01月10日生まれ

  • 1951年 東京都で誕生
  • 1970年 秋田大学医学部入学
  • 1972年 日本ルーテル同胞教会秋田中央キリスト教会で小助川次雄牧師により洗礼
  • 1976年 秋田大学医学部卒業 医師免許取得
  • 1976年 結婚 のちに1男3女の父となる
  • 1981年 秋田大学医学部大学院卒業 医学博士
  • 1981年 米国ミシシッピ州立大学メディカルセンター研究員
  • 1982年 盛岡市の松園病院小児科勤務
  • 1989年 盛岡市に森田小児科医院を開業
  • 1995年 滝沢村にハレルヤ保育園開設
  • 2010年 JTJ宣教神学校神学部入学
  • 2012年 同卒業
  • 2012年 ルーテル同胞聖書神学校神学科研修課程入学
  • 2013年 同卒業 日本ルーテル同胞教団 ハレルヤチャペル滝沢牧師補就任
  • 2015年 4月牧師按手を受けハレルヤチャペル滝沢牧師となる

「3日でイエス・キリストを信じ今日まで」

私は19歳のとき秋田大学医学部に入学し、その年に十二指腸潰瘍になり吐血と下血で入院しました。隣のベッドに40歳前後の男性が入院していましたが、彼は2週間くらいで全身が次第に黄色くなり、ある夜突然血を吐いて止まらなくなり医師や看護師が必死で処置をしましたが、そのまま亡くなりました。小さな2人のお子さんと奥さんが涙に打ちひしがれていました。死とそれがもたらすものを間近に見た私は本当に死が絶望であると思いました。それから、哲学書や宗教書を読みましたが、その絶望感を取り除いてくれるものはなかったのです。
どうせ人間最後に行き着くところ死であれば心の赴くままに面白おかしく一生を過ごしたほうがよいと思いました。マージャン、パチンコ、酒などいろいろなことをしてみましたが、何をやっても心は満たされませんでした。

大学3年生のとき、隣の下宿に住んでいた学友が「クリスチャン大学生の夏季キャンプがあるから行かないか」と誘ってくれました。

キャンプの聖書研究の時間にイエスが十字架につけられる箇所からイザヤ書の引用を読みました。
「私たちはみな、羊のようにさまよい、おのおの、自分かってな道に向かって行った。しかし、主は、私たちのすべての咎を彼に負わせた。彼は痛めつけられた。彼は苦しんだが、口を開かない。ほふり場に引かれて行く小羊のように、毛を刈る者の前で黙っている雌羊のように、彼は口を開かない。(イザヤ書53:6、7)

聖書を読んでいくうちに、「イエス・キリストは黙って私の罪の身代わりとなって十字架で死んでくださった」ということがわかりました。キャンプの3日目の夜、「イエス・キリストを信じる者は罪赦され決して滅びることなく永遠の命が与えられる。死は絶望ではなく永遠のいのちへの門である」ことがわかりました。私はイエス・キリストを私の救い主であると信じて救われました。

そのときから死の恐れは全くなくなり、身も心も解放されました。私はそれまで教会へ行ったこともなく、聖書も読んだこともありませんでしたが、キャンプに参加し3日目に信じて救われたのです。

その後、結婚し4人の子どもが与えられ、みなクリスチャンになりました。イエス・キリストを信じてから今日まで、病気や困難もありましたが、この上もなくハッピーな人生を歩んでいます。神は真実な方で、今も生きて働かれ私と共に歩んでいてくださいます。