不正の富とは

2019年2月3日(日) 主日礼拝 礼拝説教 森田友明牧師

<聖書>ルカの福音書16章1~13節、16節
16:1 イエスは、弟子たちにも、こういう話をされた。「ある金持ちにひとりの管理人がいた。この管理人が主人の財産を乱費している、という訴えが出された。
16:2 主人は、彼を呼んで言った。『おまえについてこんなことを聞いたが、何ということをしてくれたのだ。もう管理を任せておくことはできないから、会計の報告を出しなさい。』
16:3 管理人は心の中で言った。『主人にこの管理の仕事を取り上げられるが、さてどうしよう。土を掘るには力がないし、物ごいをするのは恥ずかしいし。
16:4 ああ、わかった。こうしよう。こうしておけば、いつ管理の仕事をやめさせられても、人がその家に私を迎えてくれるだろう。』
16:5 そこで彼は、主人の債務者たちをひとりひとり呼んで、まず最初の者に、『私の主人に、いくら借りがありますか』と言うと、
16:6 その人は、『油百バテ』と言った。すると彼は、『さあ、あなたの証文だ。すぐにすわって五十と書きなさい』と言った。
16:7 それから、別の人に、『さて、あなたは、いくら借りがありますか』と言うと、『小麦百コル』と言った。彼は、『さあ、あなたの証文だ。八十と書きなさい』と言った。
16:8 この世の子らは、自分たちの世のことについては、光の子らよりも抜けめがないものなので、主人は、不正な管理人がこうも抜けめなくやったのをほめた。
16:9 そこで、わたしはあなたがたに言いますが、不正の富で、自分のために友をつくりなさい。そうしておけば、富がなくなったとき、彼らはあなたがたを、永遠の住まいに迎えるのです。
16:10 小さい事に忠実な人は、大きい事にも忠実であり、小さい事に不忠実な人は、大きい事にも不忠実です。
16:11 ですから、あなたがたが不正の富に忠実でなかったら、だれがあなたがたに、まことの富を任せるでしょう。
16:12 また、あなたがたが他人のものに忠実でなかったら、だれがあなたがたに、あなたがたのものを持たせるでしょう。
16:13 しもべは、ふたりの主人に仕えることはできません。一方を憎んで他方を愛したり、または一方を重んじて他方を軽んじたりするからです。あなたがたは、神にも仕え、また富にも仕えるということはできません。」


16:16 律法と預言者はヨハネまでです。それ以来、神の国の福音は宣べ伝えられ、だれもかれも、無理にでも、これに入ろうとしています。

<要約>

神の富は神の愛と赦し:

主人は管理人に会計報告の提出を迫ります。すべての人は死後、神の前に立たされます。それぞれが十戒に照らして罪の清算が行われます。もし罪の代価が支払われていないのであれば、その人は永遠の滅びに落とされるのです。「御子イエスの血は、すべての罪から私たちを清める」と書いています。ですから、私たちは、負債が支払われた会計報告を神に提出できるようにしなければなりません。この管理人は、主人の債務者たちの借金を勝手に減免しました。彼は、主人の富が無限に近いことを知っていました。神の富、それは神の愛と神の赦しと言えます。神は無限の愛をもってすべての人のどんな罪をも赦すことができるのです。

抜け目なく賜物を用いて宣教する:

光の子である私たちに主人が託している財産とは何でしょうか。それは、十字架の罪の赦しの福音です。私たちは、この管理人のように、この神の富である救いの福音をどのように、人々に伝えているでしょうか。「自分のために友を作りなさい」は宣教を意味しています。神はあなたが賜物を宣教のために用いるなら、あなたを天の御国に向かい入れるというのです。ここで神は富に注意しなさいと言われます。なぜなら、富は私たちが心の中心に置いてしまいやすいものだからです。神よりも重んじてしまいやすいものが偶像です。神を心の中心に置かないで、自分を中心においていれば、それは自分が偶像になります。

イエスを信じ神の国に入る:

旧約の時代は、イスラエルの民は救い主の到来を待ち望んでいました。救い主イエス・キリストが来られて、新しい時代に入りました。神の国に入る条件は、イエス・キリストをあなたの救い主と信じるだけでよいのです。イエス・キリストによる救いの福音は、全世界、すべての人々に届けられようとしています。そして、「だれもかれも、無理にでもこれに入ろうとする」時代となったのです。特にこの不正な管理人のように神の国に入ることがどれほど価値のあることかがわかるとすぐにでも押し入ろうとするのです。この福音がいかに価値があり、この世のいのちより大切なものであることが分かれば、あらゆるものを後回しにしてもこれを得よと努力するのです。


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